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41件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1999-04-21 第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号

この時代におきましては、いわゆる米ソ冷戦構造が確立されており、核均衡のもと、日本は、特に日本周辺アメリカ軍の絶対的な制海権、制空権のもとにございまして、今日日本国民が不安を感じておりますような周辺事態というものはまず起こらないであろうと、しかも冷戦が一九八九年のマルタ会談を機会に終わるなんということは夢にも思わず、今世紀中はこの状態が続くと思っておりました。

佐々淳行

1991-03-25 第120回国会 参議院 予算委員会 第10号

というようなパンフレットの文章がございますけれども、実際にはなお書きで、核均衡論、抑止論によってなかなか難しいというようなことも書いております。しかし、これでいきますと、訴えているけれども難しいんじゃなくて、なお訴えていかなきゃならないという立場にさらに突っ込んでいった形のPRをしていかなくちゃいけないと思っております。  

新坂一雄

1990-04-17 第118回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

その一つにもちろん東側があるわけですが、ここで特にブレジネフなどに代表される極端な核均衡論というか核抑止論、具体的には一九八一年二月のソ連共産党二十六大会で展開されたものがもう最悪の内容だと思うのですが、両方軍事体制のさまざまな武器における均衡、それが平和を保っているのだ、これは本来の社会主義の道からも恐るべき逸脱、許すことのできない逸脱だと私どもは考えております。

児玉健次

1987-07-31 第109回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号

つまりソ連SS20などというミサイルを何かたくさん並べ始めたので、米ソ核均衡した中で西ヨーロッパの安全をどうするのかということになって、西ヨーロッパが、西ドイツだったと思いますけれども、特にSS20というものの危険を一九七七年ごろから非常に強調した。それに対してそのときのアメリカソ連態度というのは実に何か腰の据わらない態度ですね。

高榎堯

1985-05-29 第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会外交問題小委員会 第3号

国民の圧倒的多数はもはや、米ソ間の核均衡をできるだけ低い水準に引き下げる程度の軍備管理交渉で満足するはずがありません。  最近の衆議院の軍縮決議が強調したとおり、核兵器廃絶を目指す軍縮の促進は、現在の世界にとって緊急かつ最重要の課題であるとの危機意識が広がっています。

和田教美

1985-05-24 第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第3号

簡単に言いますと、超核大国の利益は、互いに戦うことなく、恐怖の核均衡を安定させることにあり、その安定度核兵器国の数が少ないほど高いという考え方であります。  この理論の第一の適用部分核禁条約、これは一九六三年に発効しておりますけれども、部分核禁条約であり、第二の適用核兵器拡散条約、一九七〇年発効であります。

八木澤三夫

1985-04-19 第102回国会 衆議院 外務委員会 第8号

日本は、そういう中で核実験全面禁止を初めとしまして、軍縮会議等では核削減というものを強く主張しておりますし、全体的に見て現在の姿というものは、残念ながら核の抑止力によって平和が保たれておるわけですが、拡大した形の核均衡じゃなくて、縮小均衡といいますかそういう方向へ進みながら、最終的には核をなくしていくということでなければならない、こういうふうに思っておりますし、ジュネーブ会議等はそうした立場米ソ

安倍晋太郎

1985-04-16 第102回国会 参議院 文教委員会 第6号

そういう意味で、学校の中で核を教え、平和教育をするわけですから、そういうときの立場として、やはり核均衡論というような立場に偏った教え方はよくないというのがきょうの私の質問の趣旨なんです。幸い、幸いといいますか、均衡立場に立たないということも局長が言われましたけれども、教科書の問題についてはこれから引き続きさらにやっていきたいと思います。  

吉川春子

1985-03-28 第102回国会 参議院 文教委員会 第3号

政府委員高石邦男君) 核均衡論という学問的な論があるわけではなくして、核の問題については絶廃するのが人類共通の悩みであるという前提に立ちながらも、核がそういう基本的な願いであるにもかかわらず、なかなか地球上からなくならない理由は何かという際にその説明をつけ加えるのは当然であろうと思うんです。

高石邦男

1985-03-27 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第3号

となると結局、核均衡ではなくて、米ソ両方核優越を求めざるを得ない。ということは、核均衡理論による限り無限の核軍拡しかあり得ない。どこかで核抑止理論というのを断ち切る努力をしなければ核軍縮をから取れない。それはこれからの人類が生き残るための大変大きな課題であって、みんな必死になって新しい力によらない核抑止力というものを探していかなければいけない時代ではないかというふうに思うのです。  

前川旦

1985-03-27 第102回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第3号

だとおっしゃったというように思いますけれども、どう考えても先生がおっしゃるようになるためには、アメリカソ連両方ともが完璧なSDIを持って、両方とも相互に相手の第一撃能力を殺してしまえるというふうになればまた言われるようなことが可能かもしれないけれども、今の状態アメリカだけが実用性のあるSDIを持つということになりますと、結局、ソ連の側から見ると自分の第一撃能力だけは殺されてアメリカだけ生きているわけですから、これは核均衡

前川旦

1984-08-03 第101回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号

そうすると、今核均衡の回復とか抑止力向上などとあなたは簡単に言われたけれども、抑止力向上も何も、これは核抜きでやるとすれば――私は今挑発型に質問しているわけですが、核抜き型でやると、トマホークを幾ら配備しても、ソビエト側SS20を百三十五基、それを三倍して四百発のMIRVに対して対抗できるものというのは何もないわけでしょう。

渡部一郎

1984-08-01 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第9号

限定抑止戦略とは、核均衡が保たれているから核戦争は起こらないのだとする中曽根首相流抑止力理論に冷水をかけるものだと言わなければなりません。したがって、我が国が平和の確保を国是とするならば、まず抑止力理論を否定して、全面軍縮立場に立つ必要があります。  第二に、ソ連脅威についてでありますが、これは既に第一項で述べましたように、ソ連単独侵略などというのはフィクションであります。

和田静夫

1983-02-10 第98回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

ということでイギリスのノーマン・マクレー氏の言葉を引用しておられまして、そして最後に「米ソ核均衡は決して世界の平和を確保するものでなく、むしろ、米ソ武器輸出を通じて第三世界諸国までをも軍拡競争にまきこみ、人的物的資源を浪費させ、世界戦争の危険を高めています。」こういうふうに述べられまして「これが第二次大戦後の歴史の教訓だ。」

山原健二郎

1982-05-27 第96回国会 衆議院 外務委員会 第16号

いまアメリカ世論は、挙げてこのレーガン核均衡抑止政策抑止政策に名をかりた核拡大政策にみんなふるえ上がっているんですよ。これをいま日本官僚はみんな間違って、アメリカは圧倒的にレーガン核政策を支持してますと言う。これに乗っちゃったなら間違うから、私はそこで官僚罵倒論をいま一席やったのは、これなんですよ。乗っちゃいけない。  いまアメリカには、この核に対する三つの世論がありますね。

小林進